ロンドンの天才デザイナーと言われるマーティン・ローズが手掛けるブランドMARTINE ROSE（マーティンローズ）。彼女は、バレンシアガのクリエイティブ・ディレクターを務めるデムナ・ヴァザリアからの誘いで5シーズンほどバレンシアガのメンズ部門のディレクションを務める。 デムナ就任時、まだショーも開催していないほど小規模だったバレンシアガのメンズにマーティン・ローズが加わり、大きく成功を収める。 ヴェトモンの代名詞ともなっているビッグシルエットも、マーティンローズが先に打ち出していて、デムナがマーティン・ローズの大ファンという事もありインスパイアされた部分があったのではないかと言われている。2012年にはNEWGEN賞を受賞。2017年にはフランスの権威あるデザイナー賞のANDAMアワードのファイナリストに選出、LVMHプライズのファイナリスト、2019年のブリティッシュ・ファッション・カウンシル（BFC）が主催するデザイナーオブザイヤーメンズウェア部門ではディオールのキム・ジョーンズやバーバリーのリカルド・ティッシなどのビッグネームと共にノミネート。また、"NAPAPIJRI"や"NIKE"とのコラボレーションでも成功を収め世界的な人気を獲得している。

【PHENOMENON】 2016年を最後にコレクション発表を停⽌していたフェノメノンが、待望の復活。 2021年1月、ブランド復活を目前に急逝したデザイナー・オオスミタケシが生前に残したアーカイブコレクションからアイテムを厳選し、コレクション化。 あわせて、MCM（エムシーエム）との協業レーベル・MCM by PHENOMENON（エムシーエム バイ フェノメノン）も、P＋M（PHENOMENON＋MCM）というパーマネントレーベルとして再始動。オオスミが生前に完成させていたデザインを、完全新作のコレクションとしても発表している。

【A-COLD-WALL*】 デザイナーSAMUEL ROSS。 元ルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティック・ディレクターを務めるヴァージル・アブローにスカウトされ数々のプロダクトに携わる。ニューヨークブランド、「フッド・バイ・エア」（Hood by Air）復活、Stussy （ステューシー） や Been Trill（ビーン トリル）、A.P.C. × Kanye West （アーペーセー×カニエ・ウエスト）、Off-White （オフ ホワイト） 等。 その後24歳で A-Cold-Wall*　を立ち上げる。 ストリートカルチャーと英国労働者階級の時代精神をファッションで表現。 労働者階級の子どもにとって"冷たい壁（COLD WALL）"は、硬くてコンクリートのようなものをイメージするが、資本家階級の子どもにとっては大理石の壁だったり高級感があるものを思い浮かべる。真逆な物を組み合わせるデザイン、アシンメトリー、グラフィックやこれまでの常識にとらわれないテーラリングなど新時代を築く洗練されたデザインのハイストリートブランド。